遺書作成なら弁護士か

単なるお礼の言葉だけならともかく遺産相続が絡んでくると、正式な書き方でないと効力を失効してしまうケースが多いのです。中には生前贈与される人もいますが、その場合でも法律を後ろ盾にした方が血肉の争いは起きにくいですし、後々まで面倒なく死んでいけるのです。自分はこの人に世話になったからこの人にこそ大切なものを譲りたいと思っていても、死んだ後ではどうにもできません。

まさに死人に口なしとはこの事です。自分が残した遺書を大切に保管しておきたい場合、どこに保管するかも問題です。人は忘れる生き物ですから自分ではきちんと保管したつもりでも、うっかり置き忘れや知らぬまに家族の誰かにゴミとして処理されてしまう可能性もありますし、もし生前に見て欲しくないと思う重要な内容であったら、家族からも誰からも生前に見られずに保管するのは困難です。

そうした様々な状況を考えると相談をするなら弁護士が良いという事になります。実際遺書・遺言・遺産相続すべて通常は弁護士への相談になります。ただしここ数年は弁護士だけではなく司法書士・税理士・行政書士といった人たちに依頼するケースも増えていますから、身近に法律に詳しい人がいて相談に乗ってもらえそうなら、弁護士にこだわる必要もなくなります。ただしそれぞれで得意な事やデメリットもありますから、遺書に残したい内容に合わせて相手を選ぶ事になります。経費をできる限りかけたくないというなら行政書士ですし、不動産贈与なら司法書士、相続税が絡んでくるなら税理士、遺産全般の相談や単に遺書というなら弁護士への相談が妥当です。