オススメの弁護士とは

弁護士に遺書作成相談をする事はメリットが多くありオススメですが、遺産の評価に応じた経費が必要になってくるという点で、躊躇してしまう人は多いのも事実です。安くあげたいなら行政書士の方がお得なのですが、直接交渉や裁判になった時の調停までは責任を負う事はできません。後から依頼すれば良い事なのですが、司法書士に最初に依頼して次に弁護士にもとなると二重の負担となる事を考えると、初めから弁護士に依頼した方が結果的には余計な出費をしなくてすみます。

それほどの資産はないよと言うならなおさら弁護士に依頼した方が賢明です。ただしそれぞれの強みがあって不動産譲与に関しては司法書士の方が専門ですし、例はほとんど無いのですが税金がかかってくるような資産なら税理士が専門です。賢明な弁護士はある部分で他の機関との連携をとりながら、依頼者の問題にあたってくれますからまずは、評判が良く良質なサービスを提供してくれる弁護士と出会う事が大切です。遺書作成で実績が豊富ならあらゆる問題に対応してくれますから安心でもあります。

安かろう悪かろうでは後々後悔が残りますし、遺族が不快な思いをしますから相場をも気にしながらの妥当な費用で手を打った方が無難です。全国に弁護士事務所はありますから、近隣に最寄りの弁護士事務所を探してみてください。面談は通常無料でやってくれますから気持ちよく話しができる事と、じっくり話しを聞いてくれる人なら安心して相談ができますし、きちんと理解できるまで説明をしてもらえる事やどこまでも誠実である事でも信頼感が厚くなっていきます。

遺書作成なら弁護士か

単なるお礼の言葉だけならともかく遺産相続が絡んでくると、正式な書き方でないと効力を失効してしまうケースが多いのです。中には生前贈与される人もいますが、その場合でも法律を後ろ盾にした方が血肉の争いは起きにくいですし、後々まで面倒なく死んでいけるのです。自分はこの人に世話になったからこの人にこそ大切なものを譲りたいと思っていても、死んだ後ではどうにもできません。

まさに死人に口なしとはこの事です。自分が残した遺書を大切に保管しておきたい場合、どこに保管するかも問題です。人は忘れる生き物ですから自分ではきちんと保管したつもりでも、うっかり置き忘れや知らぬまに家族の誰かにゴミとして処理されてしまう可能性もありますし、もし生前に見て欲しくないと思う重要な内容であったら、家族からも誰からも生前に見られずに保管するのは困難です。

そうした様々な状況を考えると相談をするなら弁護士が良いという事になります。実際遺書・遺言・遺産相続すべて通常は弁護士への相談になります。ただしここ数年は弁護士だけではなく司法書士・税理士・行政書士といった人たちに依頼するケースも増えていますから、身近に法律に詳しい人がいて相談に乗ってもらえそうなら、弁護士にこだわる必要もなくなります。ただしそれぞれで得意な事やデメリットもありますから、遺書に残したい内容に合わせて相手を選ぶ事になります。経費をできる限りかけたくないというなら行政書士ですし、不動産贈与なら司法書士、相続税が絡んでくるなら税理士、遺産全般の相談や単に遺書というなら弁護士への相談が妥当です。

遺書を残すと言うこと

遺書だなんて縁起でもないと思うなら、後に残された家族や友人への思いやりがいささか浅はかとも受け取られてしまいかねません。と言うのもまったく遺書を残さないまま亡くなった例として考えたくもないのですが、兄弟や子どもたちまたは親戚の間で実際に骨肉争いが起きているからです。自分には資産はないという人でも日頃から宝のように大事にしていたものが、1つでもあるならそれは立派な遺産です。

家族がないという人も自分が死んだ後の荷物を誰が、どのように整理するのかを考えてみた時に、心の深いところでもやもやとしたものが浮かんでくるようなら、やはり遺書は簡単でも良いので残しておいた方が良いと感じるはずです。遺産は相続対象にしかわたりませんから自分を大事にしてくれた家族や友人は手にできませんし、内縁の伴侶はましてや遺産の対象外でまったく疎遠の本妻に遺産の半分を持っていかれてしまうのです。まさに死人に口なしです。遺書は資産の分配だけではありませんから、生前言えなかった感謝の言葉を残しても良いのです。

具体例にこのような事があります。生前仕事の合間に世界中の切手を集めるのが趣味という男性がいて、妻にさえ内緒にしていました。病気で急死してしまい遺品整理をし始めた時に初めて家族に発見されましたが、切手の価値がわからない家族からそのまま焼き捨てられるところを、切手に詳しい友人によって本にまとめられたとたん、またたくまにベストセラーとなりました。運良く価値がわかる友人に発見されたからいいものの、さもなければとっくに失われていた遺産です。遺書だなんて縁起でもないなどの固定観念は捨てて、きちんと後に残された家族のためにもしっかり残しましょう。